保育参観

2.保育園の頃

 今日参観日でした。いつも参観する父兄さんのなかで男はお父さんだけなので正直言うといままで参観日はいやだったのですが6年目ともなるともう慣れました。楽しめるようになってしまいました。
保育園なので働いてる親が多く、すぐきて帰る親、最初からぜんぜん来ない親、終るころやっとくる親とさまざまです。


保育参観が始まろうとする時、娘と同じクラス(年長)の男の子が声を出さずに泣きだしました。自分のお母さんが来ていないからです。そのお母さんは結局来なかったので、園に来る前、お母さんに「今日は参観にいけないからね!」と言われてきたのを思い出したのでしょう。ずらっと並んでいるお母さん方を見て悲しくて悲しくてしょうがなくなったのでしょう。見たところ全体の2割くらいの親はきていなかったようですが、その子にしてみれば自分だけお母さんが来ていないと思ったのかもしれません。
 その子は園で一番やんちゃで一番ケンカが強い子だったので泣いたのは意外でした。子供によってもちろん違いがあるのでしょうが、参観日に親が来ないというのは子供からしてみれば死んでしまいたいくらい、いやなことなのかもしれないと思いました。
 泣いてるその子を見て,もらい泣きするお母さんが数人いました。その隣に娘が座っていたのですが、泣いてる子を見てお母さんが来ないから泣いているというのは多分娘も理解してるようだしたが、泣くほどの事か?と不思議そうにしてるところをみると、娘はこの場でお父さんが居なくても泣かないんだろうなぁということが伝わってきました。

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