娘と最近テニスをしている。
昨日は調子に乗って、中央コートでナイターをやってきた。
一時間コートレンタル380円、と、照明代一時間500円、計880円だったように思う。高いので、もう夜はしばらく行くのはやめにしようと思った。
偶然一面だけ空いていた。ショートラリー、グランドストローク、ボレー&ストローク、ボレーボレー、サーブ練習、イッチョ前に一通りの練習ができるようになってきた。特にストロークは卓球の部活を2年半やっていただけあって、腕っ節がついたのだろう、スピードボールが返ってくるようになった。あと何年かしたら、大人の中に混じってゲームが出来るようになるかもしれない。そうしたら、俄然おもしろくなってくるんだけどなぁ。高校に入ったら硬式テニスをやってくれないだろうかという、淡い期待をお父さんとしては持っているのだが、卓球部に入る意思はいまだに強い。
3年生は皆受験モードになってきた。
「俺は一日に5時間勉強する」と豪語する子とか、特に男子が本気を出してきた感じなのだろうか、娘も危機感を感じているのかと思いきや、試験だというのに、勉強しようとしない。
父 「男子が本気を出してくるぞ!お前なんか、どんどん抜かさせるぞ!」
娘 「いいんだもーん!」
と、こんな感じなので、親も放っておいている。勉強しろ!といって勉強する遺伝子でないことは自分が一番良くしっている。
娘 「おと?」
父 「何?」
娘 「うち、大学へ行こうかな!」
父 「ちゃんと行く目的があったら、応援するつもりでいるけど、例えば研究者になりたいとか、なになにの勉強をしたいからとか、でも、足りない分は奨学金で行ってもらうことになると思う。でも、なんとなく行きたいというような気持だったら、それくらいの気持でしかないのだったら、うちの家は、そんな気持の人間に仕送りするほどの余裕のある家庭じゃねーよ、つまり奨学金を借りてでも、どうしても大学に行きたいという気持や強い目的がなければ、大学はあきらめてもらうことになると思う。」
娘「どこの大学だったらいいと思う?」
父 「さぁ わからん、でも、聞いたことないような大学だったら、今の時代は行かない方がいいと思う。専門学校とかの方がいいんじゃないかな、資格取ったり、とか」
娘 「おとうは何ていう大学に行ったの?」
父 「、、、、、、」
娘 「ねぇ、どこ!どこ 行ったの?」、娘の語気が強くなった。
娘 「ねぇ、てば!」
父 「、、、、 言っても、分からんと思う、、、、」
娘 「、、、、、、、、、、」
一瞬のタイムラグの後、親子で同時に大笑いが起きた。うけを狙ったわけではなかったのだが、今日のホームランだった。