娘は毎日、卓球の大会に向けて練習している。(どうせ洗礼を浴びるに違いない)
家に帰ってきてもお父さんと卓球場に行くほどだ。いまのところまだお父さんの腕が上である。ざまーみろである。先日3年生と対戦させてもらったそうだ。まったく歯が立たなかったらしい。でも自分より超うまい人間が目の前にいることがうれしいらしい。
ラケットを買ってくれと言われた。
大会使用なためある程度本格的なものでなければならない。何を買ったらいいかをネットで調べてみた。ラケット、ラバー2こ、接着剤、ラバー保護シール、ラバー保護スプレー、ラケットカバー、
へ? 一番安い組み合わせでも2万円くらいになるではないかぁぁあああ!
卓球って意外にお金がかかるんですね、ラバーは5ヶ月に一度は取り替えなければならいらしい。
また、金、かかるし
中学に入って娘は突然忙しくなった。
部活の卓球部は2年生と3年生合わせて4人しかいない。ゴールデンウィークに実施される大会の出場は一年生からも3人選ばれるらしい。入部届を出した順の最初の3人が選ばれた。娘もその一人だ。「一年生からいきなり試合に出られる!」と単純によろこんでいた。明日から試合に向けての練習が開始されるらしい。
もう一つの話題は娘は塾に通うようになった。
「塾に行かせて欲しい!」と言われた。
ダメだとは言えなかった。
月平均の出費はなんだかんだいって2万5千円くらいになるだろう。(これでもかなり安い方なのである。実績のある実績のある塾の相場は3万5千円-5万5千円くらい、有名塾になると3年生時期は追い込みになるため7万5千円くらいになる。因みにもっと高い塾もある。)。ゆとり教育の取り返しがこの3年間で行われる。詰め込みと言われていた時代に戻るだけでなくゆとりで省かれた授業がさらに追加され、詰め込み プラス 詰め込みみたいな授業内容になあるらしい。娘の年代が一番そのつけの代償を支払うことになる。塾に行かなければ、学校の勉強に付いていけないのだと思う。そう思っていた理由もあって、「ダメ」だと言えなかった。
娘「うちらの年代が一番損するんだよね!」
父「ばーか、ゆとり教育の取り返しだろうがなんだろうが、勉強が出来る子は出来るし、出来ない子はできないし、そこは変わらないから結局おんなじなんだよ、アホ」
娘「、、、、、、、、」
塾のある日は部活から帰ってくるのが6時半くらいで、すぐ夕食をすませて、塾に7時までいかなければならない。昨日は塾の日だったので部活から帰ってきてあわてて夕食。みよしの餃子12粒をあっと言う間に平らげてしまった。
「過密スケジュールだね 芸能人みたいだね!」とお父さんが言うと、バカの遺伝子はニヤっと笑って嬉しさを隠せなくなった。 アホ
中学に入って何でもいいから部活に入って欲しいと前々から娘に言っていた。
できれば運動部に入って欲しい 実はそれがお父さんの願いだった。勉強はそこそこでもいいから運動部に入って体を鍛えてほしい。お父さんの淡い願いだった。しかし今時の中学は学業優先なのか子供が少ないからなのか指導する先生がいないからなのか、部活が少ない。ほんと少ないのである。
女子の運動部はバレーボール部と卓球部とバスケット部しかない。テニスとかバトミントンとか体操部とかいろいろないのである。昔とは事情が大分違っている。なので帰宅部はあたりまえとなっている。
ほんでもって娘は卓球部に入った。
今回はお父さんの思いを汲んでくれたみたいだ。近所の卓球場が最近閉鎖され売りに出てしまって、もう卓球ができないのかと とても残念に思っていたら、なかなか物件は売れないみたいで、その間、ほっといてももったいないと思ったのか、また再開してくれた。しばらく毎日通うことになりそうだ。去年、突然娘の卓球の腕は上がった。お父さんは全然歯がたたなくなったのだ。でも本日の戦績は2ゲーム先取を11セットやり、7対3でお父さんの圧勝。絶対に負けると思っていたので気合をいれてやった。娘の腕が落ちたわけではないようだ、お父さんの腕が上がったようだ。今年一年くらいは娘にとってお父さんはいい練習相手となるのだろう。来年の今ごろはおそらく1ポイントも取れないだろうが、、、、
本日日曜日、娘とテニス、図書館、ファミレスでチョコパフェ、卓球、というメニューだった。
年をとったお父さんにはだんだんしんどいメニューになってきた。
本日入学式のため午前中のお父さんは忙しかった。
今時の新入生はなんだかワクワクしていません。仲のいい友達と一緒のクラスになれるかどうか、どうやったらいじめられないか、そんなことで頭が一杯みたいなのであります。一年生からスクールバックをに持っていくと目をつけられるからやめた方がいいとか、紺のソックスを履いていくと目をつけられるとか、そんな情報収集に余念がないのであります。
自分が本日ただ一つ気になったのは、6年生の途中から学校に来なくなった子がいます。本日どのクラスにもその子の名前が無かったです。もちろん、自分が気にするようなことではないと思うのですが、もっと気になったのは誰に聞いてもその理由を知らないことであります。で、もっと変なのは、その事をほじくらない方がいいかなぁと思ってしまっている自分なのあります。