本日。 日曜日、娘は午前中、部活だった。
部活から帰ってきて、また、「卓球しよ」と言われるのかと思いきや、今日は「図書館へ連れてってくれ」とのことだった。車で行ってきた。
図書館には無料駐車場が2カ所ある(その他にむろん有料もある)。いつもどちらかに停めるのだが、日曜日は大抵、満車なので、待ちの車の行列の最後に加わる。そして車の中でひたすら待つのである。2カ所のうちどちらかの行列の最後尾に付けるかは賭けとなる。行列の少ない方が早く自分の番が回ってくるとは限らない、そんなゲームの要素があって娘はそのことをおもしろいと感じているみたいだ。満車の時の駐車場の管理人さんの仕事は駐車場に停めてある車の持ち主が帰ってきてその一台の車が出ていこうとすると、出入り口のチェーンをはずし、出ていく車を見送る形になりながら、そして行列の先頭車両に空きの空間がどこかを合図し、その車を一台だけ向かい入れ、再度またチェーンロックをする。その繰り返しをするのである。
我々は駐車場に徒歩で近づいてくる人影を見つけると、駐車スペースが一つ空くかもしれないという期待が膨らみ、もしその人が近づきながらポケットからキーを取り出そうものなら、期待は最高潮に達し、でもそのまま駐車場を素通りしようものなら、期待の膨らみはひとしおなだけに、昔のドリフのコントのオチみたいに、大げさに体のバランスを崩しながらがっかりする訳なのであります。
親子でこんな一喜一憂を何度か繰り返し、そのうちやっと先頭にたどり着き、駐車場のおじさんのチェーンロック解除の儀式をいまかいまかと待ちわびることとなります。もし我々の車にシッポがついてたら、そのシッポはうれしくてしょうがない状態を表す動きで忙しいに違いありません。
娘はこのたぐいの一喜一憂が好きでしょうがない子供みたいなのであります。はっきり言って変わってます。本日は約30分くらい待ちで無料駐車スペースをゲットした後、5時の閉館まで娘と本読みをしました。
その後、日も長いので、まだどっかで「本よも!」とのことだったので、公園を散歩しベンチで本読みをしました。娘がまだお父さんと公園を散歩してくれるなんざ、これから反抗期に突入する前の、嵐の前の静けさともいえ、多少不気味さも感じました。
お父さんのつかの間の幸せでありました。
反抗期に入ったら、あだ名を一応考えております。
「第二反抗期」ってのはどうでしょうか、
「おい!こら!第二反抗期、おい!」とか、そう呼んでやろうかと思っております。