鎧(よろい)

2.保育園の頃

淀(よど)みと影を見つめていくうちに、真面目な事から解けて流れてく

片わの愛だけあてがわれるよね、ありがたがらなきゃ大人が怒り出す

愛情と名づけた大人の知恵に がんじがらめの子供が居る

言葉の鎧を身につけた大人達 待ち構えてる

口を閉ざせば心を閉ざしたと 拳を立てて雄弁になる

体裁だけの大人の物差しに 振り回されて傷をつけられて

泣きたい時には心の中を ドライバーやっとこでこじあけられる

うそをつかなくて済む強さを 教えてくれればいいのにね

孤独なふりなど出来ないけれど 死んでるふりなら出来る

暗闇のなかで 流行り歌 口ずさんで目を開いてる

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